作り方
- 適当な大きさの黒フェルトを用意し、2枚重ねます(写真は、半分に折っていますが、円の直線側に切れ端がくるようにします)。コップやお皿などを使って、お好みの円を白鉛筆やチャコペンなどで描き、耳の形を決めます(白線)。以下、工程「9」まで、もう一方の耳も同様に作ります。
- 曲線部分をミシンでゆっくり縫います(黄線)。ひっくり返すと少し小さくなりますので、描いた線の外側を縫うといいと思います。
- 縫い代を短くカットします。
- ひっくり返します。
- 厚紙(ここでは官製はがきを使いました)を用意して、工程「1」同様の円を描き、写真のように耳の曲線部分をカットします。片耳で2枚使います。
- 直線部分で折ります。
- 背中合わせで2枚1組にします。
- 厚紙を耳に入れます。入り口が狭いので、厚紙を丸めて入れます。
- このように自立します。
- ヘアバンドの土台となる厚紙を用意します(作業台と厚紙の色が同色で見にくくすみません)。白矢印の長さ、赤矢印の幅、黄色矢印の耳の間隔をモデルに合わせ決めてください。決まったら土台と耳を両面テープで貼り合わせます。土台の厚紙幅に合わせて、耳部分の余分をカットし、整えます。
- 土台の厚紙よりも大きく、黒フェルトをカットします。
- 現物合わせしながら、適所な位置に切り込みを入れます。円の直径ではなく、根元の直線部分の長さをカットします。
- 耳を丸めて入れこみます。
- 両耳を入れたところです。
- フェルトをめくり、切り込みの境目部分に手芸ボンドを塗り、切り込みと耳の根元を貼り合わせます。写真のように、つま楊枝でボンドを広げると塗りやすいです。
- 上からも押さえて(お箸などで境目を整えます)、しっかりと接着を待ちます。
- 裏からみたところです。
- フェルト端に両面テープを貼り、貼り合わせます。手芸ボンドより両面テープの方がいいと思います。剥がれが気になるようでしたら、縫い合わせてください。
- 端を折り、ゴム通し部分を縫います。ここは負荷がかかりますので、しっかりと縫い合わせてください。反対側も同様に。
- ヘアゴムを「8」の字に通して、結びます。
- 完成です。3歳の息子が着用しています。平均より頭が大きく参考にはならないかもしれませんが、直径8.2cmのコップを使い、耳の円を作成しました。