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ショルダー付き水筒カバー(キルティング)

掲載ページ: http://handmade.xsrv.jp/howto/category01/recipe_461/

水筒カバー完成

マチのタイプは以下2種類

水筒カバーA 水筒カバーB

参考図

水筒カバー参考図

作り方

1.キルティング生地の取り方

  1. 円周をメジャーで測ります。(円周の半分)+3=【生地横】になります。
    ここでは、円周が21.5cmですので、生地横は13.8cmになります。
    水筒大きさ101
  2. 直径を測ります。直径÷2=【マチ作成時の長さ】になります。
    ここでは、直径が6.6cmですので、マチ作成時の長さは3.3cmになります。
    水筒大きさ102
  3. 希望の高さを測ります。(高さ×2倍)+直径+6=【生地縦】になります。
    ここでは、高さを13cmにしたいので、生地横は38.6cmになります。
    水筒大きさ103
  4. 上記の計測した大きさの生地をカットして、裁ち目かがりをかけます。
    (この裁断の目安を上記図にしてみました)
    水筒大きさ104
 

2-A.折マチで作る方法

  1. できあがりはこのようになるマチです。私は、折りマチ、ぺたんこマチと言ったりしてます。
    水筒折りマチ2A01
  2. 今回、袋口は折り返して作ります。では、【1.キルティング生地を取り方】からの続きです。
    水筒折りマチ2A02
  3. 「中おもて」に半分に折ります。縫い代1cmで両サイドを縫います。(赤線)
    水筒折りマチ2A03
  4. 底を手前にマチの長さ分(直径の半分)折り、ミシン線上をミシンがけします。前項と同時にやってもいいです。(白線)
    水筒折りマチ2A04
  5. 「おもて」に返し、袋口を少し中に入れて大きさを確かめます。円周にして2cmの余裕がある裁断なので、キルティングの厚さいえども、少しゆるい感じかすると思います。
    水筒折りマチ2A05
  6. 幅を少し狭くミシンがけ(黄線)します。2mm小さくすると、円周にして4mm縮まります。縮めすぎると糸をほどかないといけないので、少しづつ小さくして、様子をみます。
    水筒折りマチ2A06
  7. 再度、大きさを確かめます。まだ大きいと思えば、もう一度繰り返します(青線)。
    参考までに、私は、前項の黄色線までで仕上げました。ぴったりしすぎると、お洗濯での縮みや、マチの縫い代の収まりが窮屈になります。
    水筒折りマチ2A07
  8. 幅がちょうどよくなってくると、縫い代の厚みが邪魔になってくるので、角を取り(赤線)、マチを折った部分の縫い代(黄線)を短くカットします。
    水筒折りマチ2A08
  9. 縫い代を割り、袋口から7cmぐらい、表地に響かせないよう(キルティングの裏側の生地にだけ縫う)に、手縫いで、まつり縫い(黄線)します。反対側も同様に。
    水筒折りマチ2A09
  10. 「おもて」にして、希望の高さにマチ針で印をつけます。裁断時では、3cmの余裕とっていますが、実際には2cm前後になっているかと思います。
    水筒折りマチ2A10
  11. 内側に折り、しつけをかけます。ここは、しつけをした方がミシンがけしやすいと思います。
    水筒折りマチ2A11
  12. 袋口を一周、ミシンをかけます。
    水筒折りマチ2A12
  13. これで袋の完成です。次は、【3.ショルダーの付け方】へ進みます。
    水筒折りマチ2A13
  14. 本来なら、このマチの縫い代は一定方向に倒れた形になります。少し不自然ですが、ショルダーを付ける部分の縫い代の厚みと凸凹をなくすために、縫い代を割りました。
    水筒折りマチ2A14
 

2-B.三角マチで作る方法

  1. できあがりはこのように、両サイドが三角になるマチです。マチの作り方以外、Aタイプと基本的に同じです。では、「1.キルティング生地を取り方」からの続きです。
    水筒三角マチ2B01
  2. 生地の裏側に、中心とマチの長さを印します。
    水筒三角マチ2B02
  3. 中心を内側に入れるように、マチの印しを合わせ、「W」の形にします。
    水筒三角マチ2B03
  4. 縫い代1cmで両サイドを縫います。(赤線)
    水筒三角マチ2B04
  5. 2-Aの工程「5」~「7」のように、少し幅を小さく(黄線)縫います。まだ小さく調整が何必要なら、さらに小さく(青線)縫います。
    水筒三角マチ2B05
  6. 縫い代を割り、表地に響かせないよう(キルティングの裏側の生地にだけ縫う)に、手縫いで、縫い代をまつり縫いすると、今後の工程も行いやすく、できあがりもきれいです。
    水筒三角マチ2B06
  7. 2-Aの工程「10」~「12」のように、袋口を縫います。これで袋の完成です。
    水筒三角マチ2B07
 

3.ショルダーの付け方

  1. 用意するものは、PPテープ110~130cm(12cmの短いテープと残りの長いテープに分けます)、角カンとアジャスター各1個です。他の付け方もありますが、今回は、最低のパーツで、ショルダーは取り外さない仕様です。PPテープでショルダーの作り方を参照し、ショルダーを完成させます。
    PP付け方01
  2. ショルダーには表裏があります。向きに注意して、袋の両脇にクリップでとめます。
    PP付け方02
  3. 輪ゴムでショルダーをまとめ、
    PP付け方03
  4. 「中おもて」にします。
    PP付け方04
  5. 袋口から3cmぐらいのところ(黄線)を縫います。反対側も同様に。
    PP付け方05
  6. ショルダーの端を1cm残し、カットします。ここは熱処理していませんが、かぶさるのであまり気になりません。できるのであれば、始めからテープ端を下の位置にして縫ってもいいでしょう。今回はクリップが邪魔になり、ミシンで縫いにくい場所なので、後でカットするこの方法にしました。
    PP付け方06
  7. ショルダーを出し、折り返したところ(黒線)にミシンをかけます。工程「6」でカットしたところよりも先のところでミシンをかけると、テープは1枚分の厚みになります。反対側も同様に。
    PP付け方07
  8. 「おもて」にして、完成です。
    PP付け方08
  9. Aの折りマチやBの三角マチで、縫い代を左右に割り、縫い代をまつり縫いした理由は、テープを縫い付けるときに、縫い代が裏側で邪魔になりづらく、厚みを薄くするためです。工程「5」で縫った黄線は、キルティング2枚にテープ1枚分の厚さ、工程「7」で縫った黒線は、キルティング4枚にテープ1枚分の厚さです。私の家庭用ミシンで問題なく縫うことができました。
    PP付け方09
  10. 折りかえした「わ」にボールチェーンを通して、お名前キーホルダーなどつけてもGOOD。
    PP付け方10
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