作り方＆型紙を無料で公開シテマス。なんせ自己流だけど、手作り・ハンドメイドのお役にたてれば･･･幸いです。

目の粗い生地や薄い生地を使う場合

1. 下から、打具（底）、布、上釦、（布くるむ）、下釦、打具（押）です。通常の作り方です。
   この場合、布によってはくるみ本体の金属色が透けて見えてしまう場合があります。
   
2. それを防止するために、布と上釦の間にキルト芯をはさみます。
   ボタンの外周を写し、2mmぐらい大きく裁断します。 ボタン本体とキルト芯を両面テープで固定しておくと次の工程でズレずらいでしょう。
   
3. 布とくるみボタンの間にはさんで、通常通りくるみボタンを作ります。
   
4. 金属の下地が透けません。また、キルト芯のわずかな厚みがほんの少しやわらかさを出します。
   

上下左右・中心がある生地をくるみボタンにする場合

1. 少し大きめの生地にモチーフを施しました。
   
2. 手でくるんで「輪ゴム」で動かないようにとめます。（前項のキルト芯をはさむのであればこのとき一緒に）
   完成をイメージしながら中心を仮固定します。
   
3. たるんだり、よれたりしないよう適度にひっぱりながら整えてください。
   （てるてる坊主の頭や輪ゴムの首を押さえ、洋服をひっぱるような感じでシワを伸ばす）
   
4. 裏側に上側の印（薄紫色）をつけておきます。後からはめ込む下釦で隠れてしまうところがいいですね。
   
5. 打具（底）に輪ゴムでとめたボタンを「垂直に」押し込みます。
   
6. 打具（底）がら外れないように、輪ゴムを切り、余分な生地をカットし、くるみます。
   
7. 先ほど記した上側の印を目安に下釦をはめ込みます。今回、ボタンの穴は水平にしました。打具（底）にも上側の目印をつけておくと便利です。
   
8. だいたい真ん中になったでしょうか？
   
9. くるみボタンでブローチ（バッジ）にする場合など、針先を左開きにする、上下があるという場合はこんな方法で位置を決めるといいです。
   

キルト芯とは「わた」がシート状になったもので、キルティングなどに使われてます。
王冠モチーフは、CAPTAIN88のアイロンでdeフロッキーというものを使用しました。
関連： くるみボタンキット（ダイソー）