家庭用ミシンでも「三つ巻き押さえ」
今日はミシンアタッチメントのお話です。
私のミシンはブラザーですが、別売りで購入した純正アタッチメントの1つに「三巻き押さえ」があります。
家庭用のミシンでも、ありがたいことにアタッチメントが存在します。
これは、布端を3mm幅で巻き込みながら、ミシンがけできるアタッチメントです。
同じメーカーでも機種により対応が異なると思います。(これは最大ジグザグ振り幅が7mmのミシン)
お求めの場合、お使いのメーカーおよび機種に対応したアタッチメントを探してください。
Yシャツなどのすそを見てみると、布端が細い幅で折られ、ミシンがけされています。
また、フリルの端などもこのように細く折られて処理されていると思います。
アイロンを使い、細く三つ折りしてミシンがけするのとは違い、
このアタッチメントを使うと、簡単に生地を巻き込んでミシンをかけることができます。
簡単に、といってもコツが必要です。
このように、ある程度きれいにかけれるようになりました。
端っこからかけようとすると、ミシンホールに生地が入り込まれてしまい、悲惨な状態に。
私のミシンでは端からかけず、端から数ミリあけたら、すんなりかけれました。
実際の幅、とミシン線の位置がわかるようになると、はじめから同じ幅でかけることができると思います。
ただ、練習のみ、コツをつかめるといいと思います。
ブラザーの説明書(F002N)には、(以下抜粋、図省略)
- 布地の裏面を上にして、押えの下に入れます。布端から3mm位中に針が落ちるようにして押さえを下げ、2~3針縫います。
- 針位置を上にして押えを上げ、布から糸が抜けないようにして布を手前に引き出します。
- 引き出した糸を全部持ち、押えのラップの中を通して後ろの方へ引っ張ります。
布も同様にラップに巻き込みながら押えの中に入れていきます。
布端が針の下より後ろに来たところで押えを下げます。- 押えの右側から布がはみ出さない様に気を付けて引き出した糸を軽く引きながらゆっくりミシンをスタートさせます。
- 2~3cm縫ったところで糸を離し左手を押えの手前に置き、布を左に逃がす感じで軽くガイドしてラップに巻き込む量を一定に保ちながら最後まで縫います。
とありますが、この通りに進めると、縫い始めがきれいに縫えませんでした。
いろいろ調べてみると、ほとんど職業用のミシンでの参考でしたが、
家庭用でも同じように、コツをつかむことができました!
布端を多く巻き込みすぎても、少なすぎてもダメ。
まっすぐ、均等に三つ巻きを保つのも少し難しいです。
コツといっても人それぞれ、やりやすい方法が違うと思います。
練習あるのみです。参考の参考までに。
作り方はこちら
ミシンアタッチメント「三つ巻き押え」を使うコツ 後日UP
このアタッチメントでは、曲線部分をミシンがけするとはできないと思います。(多分、直線対応)
職業用・工業用ミシンには、曲線対応のものもあるようです。
また、ハンカチのように、四方に「連続して」四角くミシンがけすることも無理のようです。
(できるのかもしれないけど、この家庭用アタッチメントでは難易度が高そうです)
しかし、スカートのフリルなどを作成するにはもってこいです。
少し作品の幅も広がると思います。
参考サイト
[・・・Senjyu・・・] http://senjyu40.blog68.fc2.com/blog-entry-137.html
[しもだミシン] http://www.34craft.com/misinnkiso/g12/g12.htm
[ずぼらママのソーイングメモ] http://serika.ti-da.net/e2325046.html
[YouTube] A50三ツ巻ラッパ額縁縫い、角縫いにチャレンジ (動画)
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