プチコラム
家庭用のミシンアタッチメントでバイアステープを縫う
バイアステープをミシンで縫うときほど、家庭用ミシンではなく、
工業用・職業用ミシンの専用のアタッチメントで
「一度に」「きれいに」「簡単に」縫ってみたいな~と思うことがあります。
家庭用ミシンでも四つ折りにしながら同時に縫っていくアタッチメントがあり、
私のミシンに対応する純正のアタッチメント「バインダー」を使ってみたものの、
これがまた、結構なコツを要するものでした。
直線はきれいに縫えるのですが、
カーブはきれいとは言いがたく、外カーブ(凸)はまあまあ縫えても、
練習を積んでも、内カーブ(凹)は納得のいかないものです。(無理なのかも?)
カーブが曲がり始めてから、端から離れていき、端からの距離が安定しません。
どちらのカーブもですが、Rの数値が小さいものほど、生地送りが難しいです。
写真のものは、Rが5cmぐらいのものです。
これよりもっとRが大きいと曲線がなだらかになるので、もう少しキレイに縫えると思うのですが、
もっと小さくなると、外カーブだとバイアステープの下側のミシン目が外れたり、
内カーブだとバイアステープと生地が離れやすくなり、失敗します。
どうにか、いいコツはないかと試しましたが、今のところお手上げです。
この家庭用「バインダー」は、
できあがり寸法7mm幅以下のバイアステープをつけることができるアタッチメントですが、
2.5cmにカットした布を使う他、
市販のバイアステープ(できあががり寸法7mm以下のもの)を使うことができます。
これは、生地をバイアス状にカット(生地目に対し45度)するよりも、
手持ちのバイアステープを使えるのでいいな、と思っていました。
市販のバイアステープは写真のように入れます。
できあがり7mm以下なので、両折れのバイアステープ幅15mmを入れてみました。
(手芸ナカムラで購入した、お買い得な水玉バイアステープ)
市販のバイアステープを使う場合は、バインダーの右横にあいている楕円の溝(穴)に入れるのです。
少々入れづらいのですが、一番手前の大きな穴から入れて、目打ちなどで送っていきます。
(機種やメーカーが違う場合は、説明書をチェックしてみてください)
ちなみに、折れていない生地(幅2.5cm)を使うには、正面のU字の溝にセットします。
アタッチメントにバイアステープを正しくセットしミシンに取り付けたら、今度は縫ってみます。
(アタッチメントにバイアステープをセットしてから、ミシンに取り付けるという手順です)
ここは練習、練習あるのみです。簡単そうに感じて、実際は難しい。
そして、ある程度の厚みしか縫えません。
途中で厚みが増す部分を縫うときも、生地送りが進まなかったりすることもあります。
また、バイアステープの端を折って縫い始めたり終わったりできません。
なので、ティッシュケースの口のふちどりとか、横入れお弁当袋のふたとか、
端っこが隠れるものしか作れない気がします。
ひとまず、厚手の生地1枚で、ふた付の簡易ポーチを作ってみました。
平面のままだと、縫い始めと終わりが切れ端になるため、マチを作り、端を内側に隠した形にしました。
わかりやすく、上糸側を白色で、下糸側(ボビン)を赤色で縫いました。
ミシン目の長さも細かいところがあったりして、ミシン目が均等でないのも気になります。
(ミシン目をもう少し大きく設定したほうがいいのかも?)
一度に縫えるのは便利なのですが、完璧な仕上がり!とまではいかないので、
総合的に見て(厚いものが縫えないので)、私にはあまり出番がないような気がします。
バイアステープを使う作品はあまり作らないのですが、
バイアステープを既製品のようにきれいに縫いたい願望は昔からあります。
一般的な縫い方できれいに縫える方法を追求したほうがいいかもしれませんね。
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「手作りマスク」で耳が痛くならないつけ方
使い捨てマスクで耳が痛くならないつけ方をご紹介しましたが、
今度は、「手作りマスク」ではどうか?です。
同じようにしてもいいのですが、せっかくの手作りですし、輪ゴムとクリップじゃ見た目も悪いですね。
このように、無限大の記号、「∞」の字のように、ゴムを1本通せばいいと思います。
(「8」の字といってもいいですね)
丸数字の1から2へ、反対側の3から4へ通し、ゴム端を結ぶとこのようになります。
ゴムの結び目は中にいれて、見えなくしてもいいと思います。
今回は、こちらのプリーツマスクに、細いヘアゴムを使用しました。
本来のゴムの通し方よりゴムを長く使う、という欠点がありますが、
はじめから、このタイプでつけたいという場合は、この通し方がいいのではないかと思います。
手作りでマスクを作ると、ほとんどサイドにゴム通し部分を作ります。
このプリーツ型でなくともできると思いますが、
やはり、鼻からあごまでをしっかりホールドするプリーツ型がおすすめです。
そして、一度頭からかぶり、上耳に上ゴムをかけて使用すると、後ろが「X」になります。
輪ゴム+クリップよりも見た目UPです。
マスクをつけたら、上耳のゴムを引っ張り、全体のゴムの配分を調節します。
上耳のゴムを引っぱると、下耳側が短くなり、あご周りがフィットします。
なので、すべりのいい「ヘアゴム」がマスク生地のゴム通し部分をスルスルすべるので
なかなかいいかもしれません。マスクゴムだと柔らかすぎて伸びてしまいそうです。
上耳にかけないとマスクがずり落ちたりするので、「耳が痛くならない」にはなりませんが、もう一案。
このようにぱっちんどめで髪の毛と一緒ににゴム紐をつけてしまってもいいかなと思います。
両側に必要(2個)で、装着に手間がかかりますが、耳にまったくかかっていません。
女子向けで、男子は上から髪の毛で隠すなどしなくてはなりませんね。
直接肌に貼るマスクをヒントに、髪に補助的につけるマスクとして考えてみました。
他にも案があるのですが、もうちょっと検討して、お披露目できたらと思います。
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春はマスク!
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使い捨てマスクで耳が痛くならないつけ方
市販の使い捨てマスク、不織布でできたプリーツ式の白いマスク。
耳にかけていると、耳の後ろが痛くなることも多いと思います。(他のマスクにも言えることですが・・・)
最近では、太めのゴムになっていたり、根本を変えて、直接肌に貼るひもなしタイプもありますね。
でもやっぱり、使い捨てマスクは、大量に入った安いマスクで、
どうにかひと手間で工夫できないかと、いろいろ試行錯誤してみた結果、
「輪ゴム1本」と「クリップ2つ」を使い、オーバーヘッド型のマスクに変身させてみました。
耳ひもにクリップで輪ゴムとつなげます。
間にクリップを入れたことにより、輪ゴムパーツが自由に動くので、好きな位置に配分できます。
この「自由に動く」というのがポイントです。これにより、力が分散されます。
上のようにつけると、(ゴムパーツ部分が髪の毛に隠れてしまいました)
クリップが上下に動きますのでマスク紐(上:下)が6:4ぐらいになります。
上耳にかかっていますので、まったく耳が痛くならないには当てはまりませんが、
少し上側の配分をゆるめにすることができます。
おすすめとしては、耳の真ん中あたりにクリップの位置がくるといいと思います。
このマスクをつけるには、
- ノーズワイヤーを上側にして、ヘアバンドをつけるように頭からかぶり、首に通して
- マスク部分を口に当て、マスクの紐を耳にかけ、
- 後ろのゴムパーツを好きな位置に調整します。
- 耳ゴムに違和感がある場合は、クリップを持ち、ゴム紐を引っ張り配分を変えます。
このようにまったく耳に掛けないつけ方は、理想でもありますが、
鼻のワイヤーをしっかり形どり、あごまでプリーツを広げていないと、口を動かしたりするとずれてしまいます。
下側の耳ひもを耳の上にのせるとちょうどいいかもしれません。
また、反対に耳の下に両方の紐をつける方法もあるかもしれませんが、
マスクの下側が浮いてしまい、いまいちなかんじでした。
やはり、耳の上には掛けていたほうがストッパーになり付け心地がいいと思います。
そして、見た目は悪いですが、「輪ゴム」がいいかもしれません。
髪の毛を輪ゴムで結ぶと取るときにひっかかったりして痛いですよね。
結ぶわけではないのですが、髪の毛にしっかりとまとわりつきますので、ずれにくいのです。
特に、後頭部の上の方につける場合は、輪ゴムの力を発揮できます。
また、私は試すことができませんが、少し低い位置(耳の延長上ぐらい)にポニーテールを結んで、
輪ゴムの中に髪を通してみるとしっかり固定されるかも?
(この場合は、輪ゴムでなくヘアゴムを使ったほうがいいですね。)
上の写真は、オーバーヘッド型の市販のマスクです。
マスクの上角と上角、下角と下角、横二本のゴム紐タイプになります。
それを、ポニーテールに掛けて使用している写真です。同じように参考にしてみました。
耳が痛くならないようにと考えている方は、他にもいらっしゃる(以下参考リンク)のですが、
身近なものでできますので、試してみてもいいかもしれません。
なお、輪ゴムが長い場合は、二重にする、小さい輪ゴムにするなどしてくださいね。
この輪ゴムパーツのいいところは、
身近なものでできることと、使わないときには首にかけておけることです。
続編はこちら
「手作りマスク」で耳が痛くならないつけ方
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アイロン接着芯(ダンレーヌ・アピコ・不織布等)
芯材の役割と目的 (浅草ゆうらぶ「芯地・接着芯について」より)
・ 内側から表地を支え、張りを持たせることにより、美しいシルエットを作る
・ 型崩れや着崩れを防ぐ
・ 型紙どおりに仕上がるように、変形を防ぐ
・ 伸びやたるみやほつれなどがおきやすい場合に、それを防いで縫いやすくする
・ 厚みを持たせたり、硬さを与えて補強する
接着芯といっても、たくさんのメーカー・種類がありますが、
小さな手芸店でも売っている「不織布」タイプのものは、たとえば、
不織布(ふしょくふ)は、使い捨ての「紙マスク」に代表される、紙のような材質。
このタイプは、手ごろで扱いやすいのですが、生地の質感を損ね、洗濯するとシワが気になったりします。
お洗濯のしない、工作的なものならこれを使おうと思うのですが、
布小物には、以下の接着芯を使っています。
よく足を運ぶ手芸店にある、というのが最大の理由ですが、商品名・製品番号がわかりません。
薄手でソフトな芯。(若干、ストレッチがあります)
例えば、お洋服のブラウスの襟やカフス、見返しなどに使われるものです。
なんといっても、仕上がりがソフトなので、生地の風合いがそのまま保たれます。
薄手(例えば、リバティのような)の生地をもっとしっかりさせたり、
ちょっと縫いづらい生地に貼ったりしています。
こんな薄い生地を貼るだけで、仕上がりも変わってきます。奥が深い・・・です。
冒頭の不織布はその字のごとく、織っていない布に対し、この接着芯は、「織布」です。
お洋服を作る方なら、織布接着芯の方が一般的かもしれません。
代表的なものに、日東紡の「ダンレーヌ」があります。
たくさんの種類があるので、
作品の用途や生地の種類によって、(厚さ・薄手~厚手、仕上がり・ソフト~ハード)
お気に入りを見つけられるのがいいと思います。
洋裁をやられる方のご意見を聞いてみるのもいいでしょう。
ダンレーヌのRタイプのストレッチ性があるものは、
ニット地、ちりめん等の凸凹した生地やよれやすい生地などちょっとクセのある生地でもなじみやすく、
万能的な存在です。
しっかり貼るコツですが、
(1) アイロンで生地のしわを前もって取っておく
(2) 糊の付いた(キラキラしている)面を間違えないようにセッティング
(3) アイロンの温度は中(150度ぐらい)、スチームはなし
(4) 真ん中から、 体重をのせるように圧をかけ(10~15秒)、アイロンを動かさない
(5) 位置を少しづつ移動しながら貼っていく(アイロンを横に滑らさない)
私が注意していることです。
以下サイト様のページも参考にしてください。
なお、接着芯は、この「職布」タイプの他に、「編地」タイプの「アピコ」もありますが、
こちらのページによると、今後、生産中止?になっていくのかもしれせん。
ニット小物を作るなら、こちらの方が向いているのかも?
接着芯のいろいろ
[Navy plus ソーイング 日記] http://navyplus168.blog.fc2.com/blog-entry-19.html
[文化学園ショップ] こちらのページより接着芯地一覧表へ(バイリーン・アピコ・ダンレーヌ他)
[ぴぴひよのぱたぱた日記] pipihiyokojp.blog25.fc2.com/blog-entry-93.html
[USAKOの洋裁工房] http://yousai.net/html/modules/xwords/entry.php?categoryID=2&entryID=76
[Peachmade] http://www.peachmade.com/NewFiles/topics_04.html
接着芯の貼り方
[CHECK&STRIPE] http://checkandstripe.com/sewinglesson/topics/topi04_sechakushin.html
[ソーイングルーム] http://blog.livedoor.jp/katagamihiroba/archives/19546288.html
[ささっとソーイング無料レシピ] http://sasatto-sewing.com/200903/post-17.html
[satanのソーイングブログ] http://ameblo.jp/satan-kanata/entry-10470158520.html
接着芯は少量買い、試し貼りが一番です。
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「移動ポケット」をいろいろ考えてみる
「移動ポケット」
今や、定着したワードになっていますね。
もはや、園児や小学生には必需品なのかもしれません。
洋服にポケットがなくても(あっても小さい)、ハンカチとティッシュは身につけておきたい場合に
安全ピンやクリップ等で洋服に直接つけるポケットポーチのことです。
そのネーミングは、お洋服が変わっても、ポケットごと(移動できて)付け替えられる、
と言う意味合いのものだと思います。
クリップポケット、付けポケット、マイポケット・・・、言い方は人それぞれです。
移動ポケットという存在を以前から知っていましたが、おそらく・・・、
先輩ママが子供のために作ったものが、そのネーミングとともにサイト上や口コミで広まり、
(ふたの付いたポケット付きティッシュケースで折りたたんでひっくり返す方法が有名かと思います)
今では大手「フェリシモ」をはじめ、手芸店でもキットが販売され、
また、オークションやネットショップなどで作品が広められ、定着しっていったと推測しています。
リクエストがあり、私なりの作り方を考える上で、どのような構成がいいか、検討し始めました。
1.入れるものはハンカチとポケットティッシュのみ
2.フタ付き
3.クリップもしくは安全ピンで洋服に付ける
できれば、以下も。
4.男の子も可能なデザイン
5.コンパクト(薄型)だけど入れやすい
6.作成する上でサイズ等のアレンジがしやすい
これらの条件を満たすため、いろいろ思うこと。
・ ハンカチは子供の20cm角のタオルハンカチも入ることを念頭においています。
・ ティッシュは普通サイズのものを使おうと思います。
・ 安全ピンは危険な感じがするので、クリップ式の方向で。
検討していること
・ クリップはどれを使うか。
・ ティッシュ口を設けるか、ポケットのみにするか。
・ ティッシュ口を設ける場合、前面もしくは背面、それともフタ裏、どこが使いやすいか。
・ ティッシュ口を設けない場合、ポケットは2つにしたほうがいいか。
・ マチを付けないぺったんこなタイプだけど、入れやすくする方法はないか。
そんなこんなで、いくつか作った試作の中から。
どちらも同じ作り方からの作品です。(一部作り方を変えただけ)
試作なので、真っ白い生地で見にくいのですが、
特徴としては、ハンカチを入れやすく、カーブにしたところです。(左はゴムが入っています)
直線より入れやすいと思います。
うしろは、クリップを通せるタイプで、よくある仕様です。(付け方については、こちら)
ポケットを意識して、ふたの形はポケット型にしました。(アレンジすれば他の形になります)
基本的な構造はこの作り方で、ポケット部分や折りたたみ式のティッシュ部分を追加した形になります。
上の写真は、型紙をセロテープで合わせたものです。
できあがりはふたをしめて、正面から見ると正方形なのですが、
生地は上広がりの台形で、底マチはありませんが、上部にマチのような空間(赤点線)を作りました。
なんというか・・・、たとえて言うと、スリッパのような、ウォールポケットのような・・・そんな感じです。
両サイドは型紙線(黄点線)を合わせて、まっすぐ縫うだけです。
作り方はこちら
付けポケット(ハンカチ&ティッシュ入れ)
作ってみて、感じたことは、
・ ティッシュ口はハンカチを入れてしまうと広がってしまうため、重ねた方がいい。
・ ハンカチとティッシュを入れると、フタが浮いてしまうので、長い方がいい。
・ クリップは、もしかしたら肌に触れて、ひやっとするかも(特に金属は避けたほうがいかも)。
・ ズボンがポケット重みでずり下がってしまわないように、軽量にしたほうがいい。
・ ミニティッシュバージョンも必要か?
女の子のスカートやワンピースにはポケットがついていない場合があるようで、
女の子向けのデザインを多く見かけます。
角を丸くしたりすることもできますが、それは、別の形(作り方)で考えようと思います。
また、スボンやスカートの上にトップスを出して着る洋服だと、フタは邪魔かな?と思うようになりました。
トップスがフタ代わりになるかもしれないし。
仮に、トップスをスボンの中に入れていても、
子供が手を洗ってハンカチで拭くときに、濡れた手でフタを開けなければならないし。
(前もってハンカチを出しておいて、手を洗うということが子供はできない、ですね。きっと・・・)
フタを開けるというワンクッションをなくした、フタなしポケット、の方が良かったかもしれません。
それもそのうち考えてみようと思います。
うちは幼稚園が制服、小学校も制服なので、この移動ポケットは必要ありませんでした。
(体操服のジャージのポケットを大きくリメイクしたことはあります)
周りをみても、このポケットをつけているのをみかけたことがありません。
でも、ジャケットを着ない夏季には、スボン左右のポケットしかなく、
ティッシュはいつもボロボロ(半分に切れてしまう)、ハンカチはぐちゃぐちゃ(折りたたまない)になっています。
そういった意味で、くっついているけど、一体になっていないこのポケットは優れていると思います。
(スボンを脱げば一緒に取れる、足を曲げても、ポケットは曲がらない)
また、ポケットとして使わなくても、
小さなポーチとして、ランドセルにぶら下げたり、小物入れにしたり、と使えると思います。
最後に、他サイト様のタイプもみて参考にしてみましょう。
検索すれば、もっといろいろ出てくると思います。
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入園・入学用の「上履き入れ」を作る
来春の入園・入学準備に向けて、私のレシピや情報も少し充実させていきたいと思います。
しばらく、ミシンをお休みしていましたが、お問い合わせやご要望をいただいた方、お待たせしました。
今回は、「上履き入れ」です。
お兄ちゃんの入園・入学のときは、上履き入れだけは必要なかったので、レシピにありませんでした。
持ち手をDカンに通して使う、オーソドックスな形は、園児には使いにくい?(うちだけかな?)ので、
なかなか作る気になれず・・・、だったのですが、
他のレシピに応用するつもりで、いくつか、考えました。
また、最後に、他サイトさまの情報もおつけします。
★ 上履き入れ・キルティング1枚タイプ
オーソドックスな形の上履き入れを作ってみました。
皆さん、キルティングで作りたい(幼稚園の指定なのかも?)ようで、
厚いキルティングとさらに厚いかばんテープで、ミシンによっては作りづらい、このタイプ。
アクリルテープは2枚重ねず、段差にしてみました。
作り方はこちら
キルティング1枚で作る上履き入れ
★ 上履き入れ・2枚仕立て
そして、このオーソドックスな形を内布付きの2枚仕立てで作ろうか、迷いましたが、
あえて上履き入れとしては作らず、何か違う形で挑戦してみたいと思います。
(作品レシピ保留・下記説明図のみ)
参考までに作り方ですが、大きく分けて、2種類あります。
まず、先に袋口を縫ってしまうもの、
私のレシピでは、持ち手フタ付きバッグがこの作り方です。
(文末の参考リンク先にも同じような方法で紹介されています)
そして、外布と内布を別々に作って、袋口を合わせる以下の作り方。
私のレシピでは、お弁当入れ(横入れマジックテープ式・マチ付)やレッスンバック(A4横・内布付き)
がこの作り方です。
個人的な意見ですが、こちらの方が基本的な作り方だと思います。
しかし、作る前に考えてほしいことは、
表側生地+内側生地の2枚の間にかばんテープの2つ折りは、とても厚すぎてミシンがかけれないと思います。キルティングを表側生地に使うなら、なおさら無理があります。
かばんテープを使わず、共布で持ち手を作る、等したほうがいいです。
★ 上履き入れ・縦長バッグタイプ
次に、オーソドックスな上履き入れから外れてみたいと思います。
縦長の持ち手が付いた袋で、持ち手が短いこのタイプ。
試作として、ダイソーの上履き入れをリメイクしました。
これを基本に、2枚仕立てのタイプを作りました。
上履き入れは、内側に靴の汚れがつくので、ナイロン生地を使用してみました。
マジックテープ(1ヶ所)開閉です。
厚もの、薄ものが得意なミシンでないと、難しいかもしれません。
作り方はこちら
バッグタイプの上履き入れ(45度付き持ち手)
★ 上履き入れ・ファスナータイプ
子供によってはファスナーが大丈夫であれば、袋口がちゃんと閉まるこのタイプ。
キルティングであえて簡単に作ります。
オーソドックスな形に似せていますが、ぶ厚いかばんテープを横並びにさせ、
キルティング2枚+かばんテープ1枚分で大丈夫にしました。
(私のミシンは大丈夫でしたが、作る前に厚さや作り方を検討してくださいね)
ファスナー開閉の上履き入れ(キルティング1枚) ・・・試作中
★ 上履き入れ・巾着タイプ
上履き入れは巾着でいい、うちの息子。
大きなバックに荷物をまとめて入れるため、コンパクトさを追求したもの。
上履き入れとしては作っていませんが、うちはこの形を使っています。
お手軽な100均のポリエステル(ナイロン)製の洋服入れ巾着をリメイクしました。
作り方はこちら
100均の洋服入れをプチリメイク(巾着ショルダー)
と、以上が私の提案する形です。その他あれば、また追記します。
お好みはありましたでしょうか?
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チェック生地を使うとき
チェック柄は比較的好きなのですが、ひとつ難点があり、ちょっと一工夫して裁断しています。
チェックの生地を使うときのちょっとしたポイントをお話ししたいと思います。
チェックの柄や大きさにもよるのですが、裁断を適当にしてしまうと、仕上がりがイマイチになります。
できあがりを想定して、おもてに出る部分を考えて、裁断していないからです。
といっても、わかりずらいので、以下の写真をご覧ください。
小さなマチ袋を作ってみました。
ピンクチェックが適当に裁断したもの、水色チェックが柄を考えて裁断したものです。
サイドやマチの部分(縫い目)を見ると、ピンクの方、気持ち悪くありませんか?
布を合わせるときに、どことどこがつながるかを位置を考えて裁断しました。
水色チェックは、上下左右対称です。
チェックが大きなものほど、気になると思います。
ということは、対称的に柄がでていれば、とてもきれいな仕上がりに感じます。
上の写真は、最近レシピ入りした、はなちゃんのおくるみですが、
一面は上下左右対称に仕上げ、フードとのつながりもチェック柄がつながるように配置しています。
このチェックは12mmぐらいの大きさですが、こういうシンプルなチェックは意外と気を使います。
これは、ショルダーレッスンバッグ(フタあり)の作成過程の途中ですが、
フタからのつながりとサイドからのつながり(矢印)と、左右対称(☆印)に柄が出るように、
意識して作った作品です。
また、上履き入れ(キルティング1枚で作る)では、たくさんの色と線種が混じったチェックを使いましたが、底を輪にしたため、柄が反対を向いてしまいますが、チェックの位置を合わせて作っています。
このように、チェック生地はちょっと面倒です。
さらに、大きく曲がったりすると、水平垂直の柄なので、目立ってしまいます。
こまめマチ針をうったり、しつけをしたり、と手間をかけなければなりません。
そういった意味で、できるだけ、大柄は避ける、柄を選ぶという生地選びも必要かもしれません。
大雑把な私でも、こういうところに細かくなってしまうのです。
今日は、簡単ながら、そんなところにスポットを当ててみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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赤ちゃんとおっぱいママの必需品「授乳ケープ」を作る
下の子が1歳5ヶ月を迎えたとき、お出かけ用に見た目の良い授乳ケープが必要となりました。
(今までは、見た目をあまり気にせず、バスタオルを掛けて(+クリップ)、授乳していました)
もうすぐ離乳すべき時期であるし、ほんとに今さらながらですが・・・、
生地はたくさんあるので、作ってみました。
写真が、完成したものです。
大物なので重ねてしまい、両方ともグレー系で見にくいので、ラインを引きました。
下のグリーンがかった水玉が曲線タイプ、上のブルーがかったストライプが直線タイプです。
どちらも、赤ちゃんのよだれかけを大きくしたような形です。
調節機能(Dカン等)にせず、後ろはスナップボタン(マジックテープ)でとめる予定です。
トルソーで着用写真を。こんな風に赤ちゃんに授乳しています。
そして、下は「曲線」タイプ。
思いつきで作った、この一作。
首回りはバイアスを使ったのですが、背中側のカーブは三つ折り。
これが大苦戦。
職業用ミシンみたいにアタッチメントがあったらなと思うのですが、本当やっかいな作業でした。
この作り方ではレシピ入りは無理、半分止めてしまおうと思いましたが、どうにか形になりました。
それで、すべて直線にしてみました。
下の「直線」タイプ
後ろは曲線よりもきれいではありませんが、これもありかと思います。
そして、曲線タイプには、首周りにソフトでしなやかな、ビニール製の「縄跳び」を芯材にしましたが、
こちらはハリのある25mm幅の硬めの「かばんテープ」を使ってみました。
芯材を折れたら、その重みで、少し下にさがってきます。
首周りはもう少し狭い方がいいか、
芯材を入れない方がいいか、もしくは、もっと硬い方がいいか、(たたみづらそうだし・・・)
人によっては100均一の便座カバーのプラスチックワイヤーを入れたりしているようですが、
何かいい方法はないかと、
授乳しているときは、座っているので、片手を生地に添えれるようにしました。V字に縫いつけました。
(内側から、とっさに胸元を隠すことも可能)
また、メンドクサガリ屋なので、収納袋は別に作らず、本体に付属するように考えました。
(たたんでくるくるっとして、エコバックのようにボタンでとめるテープをつけました)
レシピを公開するには、いくつか課題がありますが、
最終的に、首周りは「見返し」で作れば、直線でも曲線でも作れるようになりました。
ただ、以下にあげる、一般的な作り方で作った方が、簡単でいいかもしれません。
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家庭用ミシンを購入するとき、私の選び方
私の使っているミシン、ブラザーのBC6000という家庭用ミシン。
私がこのミシンを買ったのは、かれこれ5年前。
当時の最新タイプではなくて、価格も下がった、ちょっと前のもの。
近所の大型電気店の店頭価格50,000円弱のものを、ネットで最安値を探して40,000円ぐらいで購入。
探せば、通販はじめ、もっと安い20,000円台の機種ものもありましたが、
機能性を重視し、長く使おうと思っていたので、悩みに悩んで買ったミシンです。
壊れることなく働いてくれて、かなり満足しております。
お安い入門タイプとコンピュータを積んだ高性能タイプで分かれているとしたら、
高性能タイプの下のランクの方です。
今現在(2012年4月)で言えば、BC6000の後継?(同じような機能)は、LS700といったところでしょう。
ミシンメーカーといえば、
ブラザー、ジャノメ、シンガー、JUKI、トヨタ、・・・、いろいろありますが、これは好みでしょうか?
私の中で言えば、「ミシン=ブラザー」というのがあって、大手のものなら、という安易な選択です。
メーカーについては、どーだこーだ言えませんが、機能的にこれはというポイントを以下にあげておきます。
最低限、あってほしいもの。といっても今や、だいたいのミシンは標準になっていますね。
・ 自動糸調子
・ 無段階スピード調節
・ 厚物も薄物もしっかり縫える送り歯
大変便利な機能、これは絶対あってほしいもの。
・ 水平釜(透明フタでボビン糸の残量が見える)
・ ワンタッチ糸通し
・ 自動糸切り
使ってみて、ハズせなくなった機能・その1
・ ひと針縫いボタン
・ 針下停止(縫い終わりは必ず針が刺さった状態で止まる)
旧式のミシンでは、手回し必須でしたが、この2つの機能で手回しが全くなくなりました。
使ってみて、ハズせなくなった機能・その2
・ ミシン押さえがワンタッチで付け替えできる。
ネジ式ではなく、ボタン一つで外せ、押さえを下ろすだけで取り付けられるところにプチ感動。
最低限あってほしい、付属のミシン押さえ
・ 片押さえ(ファスナー押さえ)
・ 裁ち目かがり押さえ
ミシン縫い機能
・ ジグザグ幅調節
・ 縫い目の長さ調節
縫い模様はあればあるほどいいと思うのですが、縫い目の長さと幅を自由に調節できると便利です。
また、付属で付いていれば、なおよかったものとして、
・ ワイドテーブル
大物縫いに便利かと思いましたが、なくてもそんなに不便は感じません。収納に邪魔になりますし。
私にはあまり必要なかったものとして、
・ サイドカッター
・ フットコントローラー
サイドカッターは、布を切るのと同時に、裁ち目かがりができるのですが、
取り付け方がうまくいかず、そのままになっています。(もしかして違う品番を購入したのかもしれません)
ミシンに裁ち目かがり(アタッチメント付属)ができますので、サイドカッターは私にはあまり必要ありません。
また、机+いすではなく、座卓でミシンを使いますので、フットコントローラーは必要ありません。
旧式は足で踏んでいたものですが、慣れてしまえば、手元スイッチでも問題なく使えます。
別売りですが、アタッチメントも豊富です。
そのうち試してみようと考えているものは以下のアタッチメントです。(機種に合うか調べて)
・ バインダー バイアステープを縫うときに
・ 三巻押さえ リボンやフリルを作るのに
・ スムースフット(テフロン押さえ) ビニコや皮などを縫うときに
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多忙ですが、作品UP極力がんばりますっ。
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バッグのショルダーについて
ショルダーバッグを作るとき、やっぱりあって欲しい、ショルダーの長さ調節。
今日は、かばんのショルダーについてのあれこれを考えてみました。
★ ショルダーのタイプ
まず、ショルダーを取り外せるか、外せないか、によって必要なパーツ類が変わります。
ポシェットのような、いつもショルダーがなくてはいけないもの、また、
大きなバッグなどでショルダーを場合によっては外したいということがあると思います。
ショルダーが外せなくていい場合は、 角カン(2個)+移動カン | ショルダーの取り外しが必要な場合は、 ナスカン(2個)+移動カン、Dカン(2個) |
ショルダーの作り方、移動カンのつなげ方は、お手持ちのショルダーを参考にしながら作れるとは思いますが、
作り方はこちら
バッグショルダーの金具・パーツ使い方
★ ショルダーによく使われる金具・パーツ類
角カン | 移動カン ※ | Dカン | ナスカン |
※ 移動カンは、別名「一本線送り」「送りカン」「リュックカン」ともいいます。
※ また、プラスチック製だと「アジャスター」ともいいます。
金属製の他に、プラスチック製もありますが、どちらか好みで決めればいいと思います。
ちなみに、私は、バッグの色柄を選ばない、耐久性にすぐれている金属製(色はシルバー)を使います。
(金属でも、シルバーの他に、ゴールドやアンティークゴールドもあります)
プラスチックより重いのが難点かもしれません。
子供用に使うのであれば、生地やショルダーテープ等の色に合ったプラスチック製の方がいいかも?
基本的に、パーツ類は、ショルダーテープの幅と同じサイズを選びます。
★ ショルダーテープについて
ショルダー部分を生地で作るのが一番ですが、手っ取り早く、テープを使う場合、
ミシン掛けしやすいものを選びます。
二つに折ってミシンがけできそうなもの、本体に生地に挟んで縫う場合は、生地の厚さ等を考えて選びます。
あまり薄く、柔らかすぎても、ショルダーには適しません。
逆に、かばん(通園・通学レッスンバッグ等)の持ち手に使われるアクリル製のかばんテープは、とても厚いのでショルダーには不向きです。
いずれにせよ、ネットで購入する場合は、ショルダーに適するか確認してください。
水筒ショルダー(PPテープ・ポリプロピレン) で紹介しています。
また、テープの幅(金具含む)ですが、1cm ・ 1.5cm ・ 2cm ・ 2.5cm ・ 3cm ・ 3.8cm とありますので、
用途によって太さを選びます。
★ その他
安上がりにショルダーを作りたい場合は、
既製品のバックのショルダーを再利用
のように、手持ちのいらないバッグを再利用してもいいと思います。また、
100均のショルダーが付いている商品、例えばペットボトルケース等、を100円で買って使ってもいいですね。
そのまま使ったり、パーツ類だけ使ったり。
本日もありがとうございます。
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