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トピックス

バザーやイベントでプラバンキーホルダー作り

旧ブログ(休止・削除予定)において、ご紹介していましたが、
プラバンキーホルダーを作るイベントブースについて、今日はあれこれ思い出してみようと思います。

バザーイベント様子 バザーイベント見本

幼稚園のバザーで行いました。その様子と完成したキーホルダーの写真です。

おおまかに流れを説明すると、
1. 受付でチケット1枚と好きな柄のプラバンシートを交換
2. 空いている席について、自由に色塗り
3. 焼き台まで持ってきてもらう(順番に並ぶ)
4. スタッフが焼く、紐を通す
5. 熱くないのを確認して、渡す

こんなかんじのブースなのですが、幼稚園児や卒園児には大盛況。
子供たちは色を塗るのに集中しています。
小さい子でも色の塗り方や配色にとても味があり、喜んで持って帰ってくれました。
トースターの中を覗いて、プラバンが小さくなっていくのを見るのに興味津々。

毎年の報告ノートがあり、机類の配置やシート数、焼き方などを参考にして、と
園児対象なので、いろいろと準備があり、大変です。
輪投げとか昔ながらのゲームコーナーの方が楽チンなのですが、
スタッフのお母様とも仲良くなれて、楽しかったです。

焼きの失敗は、2~3枚ぐらいあったかと思います。
子供はしょんぼりしてしまいますが、丁寧にあやまり、無償でもう一枚作ってあげました。
プラバンは熱いうちのスピード勝負です。
素手が一番やりやすいのですが、くれぐれも火傷・火災には自己責任で注意をお願いします。

数名からこのイベントに関しての質問がありましたので、思い出せる範囲で記載します。
規模や予算、子供の数等により、一概には言えませんが、
うちの場合は、
プラバン売上約350枚、座席24席ぐらい、4時間、当日スタッフ5名、
トースター2台フル稼働(予備としてもう一台)、で挑みました。

【プラバンの準備】
・ B4サイズ、0.2mm厚の透明プラバンを入手。(確かTAMIYAだったかと)
・ 裁断機を利用して、B4サイズを八等分に。
・ コーナーカッター「かどまる」で角を丸める。(角があるととがって痛いです)
・ クラフトパンチで、紐用の穴をあける。(私物の1cmぐらいの花形と星型を利用しました)
※ プラバンは硬いので、切れ味が悪くなる可能性があります。
※ 事務用の二穴パンチでもいいのですが、できあがりの穴が小さいです。紐を細くすれば可。

【プラバンの下絵】
黒マジックで主線をあらかじめ写しておきます。
当日は、子供たちは色塗りだけ(回転数が早いです)なのですが、無地も用意しておくと喜ばれます。
好きな絵を選んでもらうため、参加年齢や男女の好みのものがいいです。
年少~小学校低学年では、ディズニーやポケモン等が人気です。
クラスのお母様に頼んで、協力してもらうのもいいと思います。
黒マジックの主線と反対の面から色を塗ってもらうように
「こっちの面に塗ってね」の目印に付箋紙を貼っておきました。
油性インク同士は溶ける性質があるので、
小さい子相手なので、色マジックがはみ出ても、黒の主線が消えずにきれいに仕上がるため、
また、マジック自体が黒っぽく汚れるのを防ぐため、です。

【マジックの用意】
テーブルの数にあわせて、色マジック(油性)を用意します。
透明プラバンを用意するのであれば、黒マジックも必要です。
また、白マジック(中にボールが入っているタイプ)も用意しましたが、子供相手のため、
インクをもらしてしまう恐れがあるため、当日は出しませんでした。
箱などに入れてテーブルの真ん中に置いて、みんなで使えるようにするといいです。
肌色はないの?グレーはないの?等、子供たちの声がありました。

【紐の用意】
紐は材料費削減のため、長くて安いものを手芸店で購入し、必要な長さにカットしておきました。
リリアンの紐を少し太くしたような感じです。
この紐をスタッフが穴に通して結びます。
焼き上がったプラバンはまだ熱いので、紐付けの時間が冷ます役割を果たしました。

【焼くために用意するもの】
・ オーブントースター
・ アルミホイル(フッ素コーティング)
・ 押え用の平らなもの(CD-ROMのケース等)
・ クッキングシート(シリコン加工)
・ お箸とか軍手とか

では、以下に焼き方です。

more

【プラバンの焼き方】

プラバン焼き1

(1)

アルミホイルをくしゃくしゃにして広げます。裏側(光ってない方、フッ素加工されている面)を上にしてセット。
くしゃくしゃにするのは、段差をつけてプラバンとの接点を少なくします。細かすぎず、荒すぎず。

プラバン焼き2

(2)

トースターで焼くと、ぐにゅぐにゅ変形しながら小さくなっていきます。
丸まってくっつきそうになるけど、すぐ離れていくので少し様子をみて。もし、くっついてしまったら下記参照。

プラバン焼き3

(3)

平らに戻り、動きがとまります。

プラバン焼き4

(4)

アルミホイルごと取出し、クッキングシートの上に返す。
焦げ付かない加工がされたアルミホイルなら、ポロンと落ちてくれます。

プラバン焼き5

(5)

素早く、平らに押えます。

プラバン焼き6

(6)

そのまま冷ます。
ひもを通して完成!

【トラブルと対処】

◆ プラバンが焼いている途中で丸くなってくっついてしまう。
(対処方法)
両手に菜箸でトースター内で剥がしてみる。
もしくは、一度、アルミホイルごと取り出し、手早く剥がして、トースターに戻す。

◆ プラバンがアルミホイルにくっついてしまう。
(対処方法)
アルミホイルは、シリコン加工、もしくは、フッ素加工の「焦げ付かない」タイプを使います。

◆ マジックの色が台や押えにくっついてしまい、プラバンの色が剥がれてしまう。
(対処方法)
シリコン加工されたクッキングペーパーで覆う。

◆ 続けて焼いているとサーモスタッドが作動してしまう。
(対処方法) 
1枚焼くごとに「チン」して、トースター内をうちわで扇ぎ、温度を冷まして、次を焼く。
できれば、トースターのフタを開けて、1分以上お休みさせる。

【失敗した実例】

プラバン失敗1

<実例1>

右角がくっつき、リカバーをせず、強引に平らにしてしまった例。

連続焼きしているとトースター内が熱くなりすぎ、急激に丸まってししまって、くっついてしまったのではないか。

プラバン失敗2

<実例2>

正方形になり(もとはB7サイズのプラバン)、波模様が出てしまった例。

トースター内が熱すぎたか、熱がうまく伝わらなかったか。プラバンの不良か。原因不明。

【その他】
・ 無地のプラバンを用意するなら、写せる下絵の見本が必要かと思います。
・ こういうのが好きな方に焼き作業をお任せし、苦手な方には受付をやっていただきました。
・ 受付一人、焼き二人、その間に紐渡し一人、会場整理一人、の計五人の役割を当てました。
・ トースターは2台をフルに稼動(場所の広さに制限され、2台しか置けず)、予備1台は出番なし。
・ 結構な電力を使います。トースターの台数によりブレーカーが落ちてしまうことも。

2013.08.02

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