防災頭巾カバーにアレンジ(2)収納可能な持ち手
防災頭巾カバーにアレンジ(1)ショルダーベルトに引き続き、
ご要望のあった、「収納可能な持ち手をつける」ことを
防災頭巾カバー・背もたれタイプ(キルティング+内布付き)のレシピをもとに作ってみました。
基本的な形を変えていませんので、少し強引かもしれませんが、こんな感じでいかがでしょうか?
まずは、完成写真から。
持ち手の部分に小さな隠しポケット(水色生地)を作り、
持ち手(黄)を入れ込んでマジックテープ(青)をとめれば、持ち手を収納できるという構造。
ここで、この小さなポケットは本体袋の方に縫い付けて、
背もたれ側には影響させないというところに重点をおきました。
というのは、持ち手を収納したときに、
持ち手が収納されたことによる凸凹感を背中で感じることのないようにしたかったからです。
背もたれを入れる下からのポケットの中をみると(内側にカメラ入れて撮影)、下のようになっています。
この部分は、隠れているので私は気にしないのですが、生地端がいろいろ見えてしまいます。
作るときは、生地に裁ち目かがりをしてから縫い合わせてください。
以下、作成方法です。
参考程度ですので、キルティングの端処理等、細かいことはしておりません。
色柄違う写真だったり、作品の方向が90度回転していたり、少し見にくいかと思いますが、ご了承願います。
なお、ポケット部分のマジックテープは幅1.5cmのものを使っています。
防災頭巾のフタの部分のマジックテープはよくある2.5cm幅を使ってしっかりさせていますが、
この部分は、軽くつけばいい程度なので、細いものにしました。
(あまりしっかりついていると開けづらいと思いましたので・・・)
★ 防災頭巾カバー・背もたれタイプ(キルティング+内布付き)の持ち手収納の作り方
(1) 防災頭巾カバー・背もたれタイプ(キルティング+内布付き)と基本的に一緒です。 | |
(2) 13cm×19cmの普通生地を用意(裁ち目かがり)します。 | |
(3) 普通生地をおもてに広げて、持ち手に強度をつけるため、5mm~1cmぐらい(赤線)のところを縫います。 | |
(4) 幅1.5cmのマジックテープを8cm用意して、普通生地の上1~2mmあけて、持ち手の間に縫い付けます。 | |
(5) 本体の袋に17cmのラインを引いたところ(青線)にキルティングの端を「中おもて」に合わせて、マジックテープの対の位置を確かめます。 | |
(6) 前項の位置にマジックテープを縫い付けます。 | |
(7) マジックテープをぴったりくっつけて、(5)のようにもう一度17cmの青ラインにキルティングの端を合わせます。 | |
(8) すでに持ち手を縫いつけたミシン目から、「コ」の字型(赤線)に縫います。 | |
(9) 次にポケットの外側、青ラインと平行する黒線を2ヶ所縫います。 | |
(10) では、背もたれ入れ部分をおもてにしてみます。 | |
(11) これで、持ち手ポケットの完成です。 |
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