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着物ポチ袋、その他の方法とまめ知識

着物のポチ袋完成

このページは、先日作品レシピ入りした
写真左、折り紙で着物のポチ袋
写真右、折り紙で着物のポチ袋(かんたんタイプ)
の補足ページです。

新年も近いので、お正月らしく「お着物」型、「折り紙1枚で作りたい」というコンセプトで作ってみました。
どちらのポチ袋も、袋になっておらず、簡易型の包みタイプで、ポチ袋とは言えないかもしれません。
その辺は大目にお願いします。

着物の着付け方法で、絶対に間違えてほしくない箇所、
着物を自分で着るときは、右身ごろ、左身ごろと重ねて着ていきます。
自分から見て、左身ごろを外側(右見ごろの上に重ねるよう)に着ます。
自分から見るのと、相手から見るのと、表現が逆になってしまうので、
このポチ袋を作る観点からすれば、下の写真のように、
エリが英語の小文字のワイ「y」だったり、数字のなな「7」の文字をイメージしてしまえばいいと思います。

着物ぽち袋合わせ

本来の着方と反対にすると、死人になってしまいますので、とても縁起が悪いです。
ポチ袋にして渡したら、大変大変!失礼です。お間違えなく。

母や祖母から着物の着方やたたみ方等を教えてもらったりしましたが、
(私は、聞き手の右手で、ふところ(胸)に手が入る、左が前よ、と教えてもらいました。)

(※)着物は「左が前」と聞いていましたが、よく調べて見ると「右前」と言うらしいです。
ここで言う、「前」とは「手前」という意味のようです。参考までに、
[YAHOO!知恵袋] 死人が歩いているよ~お盆の花火大会

念のため、各部の名称を、

着物ぽち袋名称

(写真左)半エリとは、襦袢(着物の下に着るもの)につけるエリです。着物を着るときには必ず着ます。
(写真右)重ねエリ(伊達エリ)は、着物に重ねるエリです。おしゃれ的な装飾品で必須ではありません。

左の「半エリ「を「重ねエリ」に変更することもできます。
エリを作る工程「13」で、半分に折るところを、1~2mmぐらい裏の白いところを見えるように折って、「7」字に折るだけです。そして、必要ならば、別紙で半エリを下に貼ってもいいと思います。
着付けの写真などを見て、参考にしてください。

また、着物と浴衣の違いも大まかに。
着物(振袖、訪問着、留袖等)は長襦袢を着る(足袋を履く)のに対し、浴衣は襦袢を着ません(裸足でOK)。
よって、半エリは襦袢に縫い付けてあるため、必要ありません。
そして、帯は半幅帯というものを使い、帯揚げや帯締めはしません。

浴衣ぽち袋

そんなわけで、浴衣バージョンも作ってみましたが、帯締め等ないので全体的に寂しいですね。
帯の反対面を見せる(写真右)方法でもいいかな。

最後に、女性の着物と男性の着物は多少違いますので、
男性用を作るときは、帯の太さや位置、おはしょりの有無などがありますので、ご注意ください。
(男性用はあまり需要がなさそうなので、作る予定は今のところありません)

振袖バージョンも作りたかったけど、折り紙1枚では無理でした。

2011.12.09

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