エルゴのカスタマイズ~(6)背あて-作り方
エルゴのカスタマイズ~(3)背あて
エルゴのカスタマイズ~(4)背あて-その後改良
に引き続きまして、参考程度のレシピを公開したいと思います。
ただ、私の情報によって、お高いエルゴに手を入れらてしまうのも、とても気が引けるので、
(上記2件の記事をよく読んでみてくださいね)
参考までの、「こうやって作りました」報告です。
お勧めとしましては、フードはそのままにして、エルゴとは違う生地で背板を作ってみて、
しばらく大きさや強度など確かめる意味で、ガムテープで貼り付けてお試しいただくこと。
また、スナップボタンも、同じものを購入していただくのも、申し訳ありませんが、
厚物対応(スナップの足が長いもの)でないと、スナップをつけることが難しいと思います。
背板が完成したら(とても厚いです)、まず、エルゴ側よりも、背板の方にスナップがつけられるか?
お試しになられてからが、いいかと思います。
また、私のエルゴ(初代パフォーマンス)と他の(最新の)エルゴの大きさも不明ですので、
試作や試着をして、お気に入りを作ってみてください。
もう一度、完成写真です。
![エルゴ背あて改造2](http://handmade.xsrv.jp/topics/assets_c/2011/11/1111_ergoseate_t3-thumb-270x202-3549.jpg)
![エルゴ背あて改造2](http://handmade.xsrv.jp/topics/assets_c/2012/06/1206_ergostar2-thumb-270x202-4364.jpg)
このように、附属のフードを大胆に「背あて」に改造してしまいます。
![エルゴ背あておんぶ](http://handmade.xsrv.jp/topics/files/1211_ergoonbu.jpg)
もうすぐ息子は2歳、ほとんどベビーカーでおんぶもしなくなりましたが、
深く眠りにつくと、こんな感じです。当時・1歳7ヶ月(13kg)
当然、横に首が傾いたりはしますが、
イナバウアーのように(笑)、大きくうしろに反り返ったりはしません。
以下、はじめの試作で撮った写真も使い、説明しますが、
エルゴ本体の内側生地(Tシャツのような柔らかい)は伸びてしまうため、不向きでした。
では、長くなりますが、続きをどうぞ。
![more](/common/images/recipematerial_dot.gif)
★ まず、背あての型紙&基板を作ります
★ こうやってエルゴ生地を使いました
★ プラスチックスナップを付けます
![]() | (18) 背あての表側生地の方へ、スナップの凸を4つ、 |
![]() | (19) Aエルゴ本体の内側の方に、凹を4つ、 |
![]() | (20) 本体側の下2つは、ポケット内に付けます。 |
![]() | (21) また、表側のスナップ2つは、背あて作成時の表側生地の切れ端を利用して、くるみボタンにして、同じ色に合わせました。 |
![]() | (22) では、問題のぶ厚い、背あてからスナップをつけていきます。 |
![]() | (23) スナップを差し込みます。 |
![]() | (24) 反対側はこんな感じです。 |
![]() | (25) そして、エルゴ本体側には、工程「21」のように、くるみボタンを施したスナップを上側に2つ付けます。 ※ 14mmサイズは、ボトムの大きさが違うので、パンチ台を取り替える必要があります。(あとがき参照) |
![]() | (26) エルゴ本体側の下側2つは、ポケット内に付けますが、ここはフライヤーが届きません。 |
![]() | (27) これで完成です。 ※ お揃いの「よだれカバー」のレシピはこちら |
★ あとがき
別布で作ればよかったのですが、一発作成で、何度か手直しして、形にしました。
できる人は、生地側に接着キルト芯を貼って作ってもいいです。
キルト芯と下敷きを強力両面テープで貼りましたが、洗濯しても問題ありませんでした。
ただし、ネットにいれて、手洗いモードでがいいと思います。
また、スナップも今のところ取れたりはしていません。
プラスチックスナップのトップは14mmサイズですが、
ボトムは11mmなので、フライヤーの受ける黒い台を替える必要があり、
ちょっと面倒な手間ですが、14mmの芯長さ6.9mmはとても魅力的でした。
また、お値段が安くさらに嬉しいのですが、少し慣れるまでわかりにくかったり、
コツがいるかもしれません。よだれカバーなどで練習してみてくださいね。
ぎゅっと押しつぶす、です。
フライヤーがないとできません(手打ちでは無理です)。
はじめの完成作は、
エルゴ表側生地(接着芯付)+下敷き2枚+キルト芯2枚+エルゴ内側生地(接着芯付)
これたけの厚みです。
私の場合、工程「14」で縫い代をも入れてしまったため、上記生地厚に
表側生地(接着芯付)+内側生地(接着芯付)が加わったしまったため、
スナップを付けることができませんでした。
最終的に、エルゴ内側生地(接着芯付)を変えてて、
エルゴ表側生地(接着芯付)+下敷き2枚+キルト芯2枚+普通生地
の厚さにしました。
型紙は、だいたいです。私の使っているエルゴのできあがりから計りました。
(申し訳ありませんが、PDFは作りません)
エルゴの背中のライン、上13cmとは、装着したとき、人から見て、背あてが13cmぐらい上に見えている(出ている)という意味です。
それから、ボタンの位置をちょうどいいところに決めて、調整してください。
図はあくまでも、こんな感じに・・・程度です。
27工程レポートしました!「ぽちっ」といただけると大変嬉しいです。
>>> 今日作ったものランキング <<<
コメント
はじめまして
エルゴの背あての作り方、すごいですね!
真似させていただきたいと思ったときには子供が大きくなってしまい実行できませんでした。
このたび第2子がエルゴおんぶデビューしたので、さっそく作らせていただきました。
大きいプラスナ打てる道具を持っていないので違う形にしましたが、背あての道具の選び方などすごく助かりました。
詳しい説明ありがとうございます。
詳しい説明ありがとうございます!!
何度も読み返してイメージしてます。
子供が寝てから作業なので完成まではまだまだですが。。
とりあえず背板作るとこからですね♪
頑張ります!!
コメントする