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HOME > トピックスTop > 不思議な形、宙に浮かぶ棒「テンセグリティ」

トピックス

不思議な形、宙に浮かぶ棒「テンセグリティ」

「テンセグリティ」ってことば、初めて知りました。
長男(小5)の夏休みの自由研究は、「ストローと輪ゴムを使って、テンセグリティを作ってみる」です。
工作が好きなので、一緒に作ってみることにしました。

テンセグリティとは (Wikipediaより)
テンセグリティ(tensegrity)とは、バックミンスター・フラーにより提唱された概念で、Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語。実際はケネス・スネルソンが彫刻として取り組んでいた引張材と圧縮材からなるオブジェに対し、テンセグリティなる造語を発案し、これを自ら用いたのがバックミンスター・フラーであった。

要するに、張力と統合性の二つの力で支えられていている構造体の呼び名です。
引っ張る力(ここでは輪ゴム)と棒(ここではストロー)によって、構造体が形成されていて、
棒が宙に浮いているように見えるのが特徴で、
棒同士が接触していないのが芸術的であり、オブジェなどで、知られてきたものです。

テンセグリティ6本親子で

まずは6本から。(左・長男自力、右・私の試作)
説明のレポートを書きやすいように、3色の色で作りました。
2本同色が、平行になっています。
子供が作ると、切り込みの入れ方やゴムの長さが若干ずれているので少し形崩れしています。

テンセグリティつぶして

これはつぶすことができ、規則正しい配色の形になります。
三辺の色の違う三角形が、重なっているようにつぶれます。
ストロー半分の長さに、輪ゴムを2つジョイントして作ってありますが、
長男いわく、輪ゴムを結ぶのが一番難しいかったそう(確かに、それ以外は簡単)です。
最後の2本は、ゴムの力でストローから外れやすいので、少し押さえてあげました。
ストローだと頼りないので、最後に両端を補強しています。

本来ならもっと硬い部材がいいのですが、(テンセグリティ用の棒も販売されています)
例えば、割り箸などで作っている方もいますが、切り込みを入れるのが大変危なそうなので、
はさみで簡単に切れるストローが小学生向きかな、と思います。
さらに、ビーズなどに使う透明のゴムを使うと、結びは1回で済むし(輪ゴムだと結び目2個)、
透明なのでより宙に浮いているように見えます。ここは気にせず、コストダウン。

で、これだけでは、小さくてパッとしない(だから何?)って感じなので、30本を薦めてみました。
(完成物を見せたら、「何これ~すごい!」と感動していました。)

テンセグリティ30本

上写真は、手順を説明しやすくするため、私が試作したものです。
YouTubeなどで、30本の作り方などを参考にして、私なりに理解しました。
これも3色の色分けで行ったら、自分自身ですごく納得できたので、息子に教えやすかったです。
規則性を見つけると、そんなに難しくありません。
(30本のストローと輪ゴムの部材を作ることが、一番手間がかかるかも)
残り5本になっても、これで球体になるの~?という不安がありますが、
不思議なことに、最後の1本をつなげて初めてバランスがとれるのです。
なかなかおもしろかったです。私が楽しんでしまいました・・・。

作り方はこちら
テンセグリティ30本のわかりやすい作り方

切り込みを両端同じ位置(延長上)に入れないと、輪ゴムがねじれた感じになります。
ちょっと、五年生には難しいのでは?と思い、
ストローカットと輪ゴムの玉止めは私が行い、組立てだけの挑戦です。

5年自由研究

(1) 6本を作ってみる
(2) 30本のパーツを準備する
(3) 30本組立てる
(4) 説明文を記載して、展示用の箱を作る
と1日少しづつ、今日(28日)に完成しました。

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夏休み中、学校のプールがないとき、お友達と遊ばないときは、ゲームばかりなので、
暇な時間は、工作タイムが好きなようなので、目新しいものを何か探していたのですが、
結局、この工作が自由研究になってしまいました。
毎年、自由研究を後回しにしています・・・。8月25日ぐらいから、なんとかしなくては、と始まります。

1年生
虫の絵をかくのが上手だったので、毎日書いていた絵を虫の特徴を調べて、図鑑のようにまとめるよう提案してみました

2年生(作品はこちら
折り紙に大変はまっていて、いろいろ折った傑作達を、うちわに貼り付けて作品にするように提案してみました

3年生
暇だ暇だ言うので、工作キットをいくつか購入して、作っていた中から「木のぜんまいおもちゃ」をきれいに色塗りしたいというので、アクリル絵の具を購入してあげました。

4年生(作品はこちら
私が虫がダメなので、昆虫好きのお友達をお誘いして、標本作りに参加。
本人も作ってみたかったようで、これを自由研究にと選びました。
都会っ子達には、標本は「注目の的」だったようです。

5年生(今年、この記事)
立体的なものが作りたいと言うので、いろいろ工作した作品の中から、選びました。
テンセグリティを出すのなら、何か自分で特徴や説明などを書いてみれば、と提案してみました。

以上、親バカぶりでした。

2014.08.29

9月から手芸活動開始します。

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