丸底(円柱型)の水筒カバーを作ってみました
運動会シーズン、子供達は水筒を持って通学・通園します。
最近の魔法瓶には、カバーが付いているものも多くなりましたね。
お兄ちゃんは体も大きくなり、500mlのステンレスボトルを持っても何の問題もないのですが、
次男はそうはいきません。
3歳児(年少)にしては体は大きい方ですが、
年少のうちはやっぱり350mlぐらいの小さい水筒が重さ的にも量的にもいいのではないかと思います。
(あまり飲んできません、長い目で見ると500mlぐらいがいいのでしょうね)
また、幼稚園では「コップ付きの肩掛け水筒」が推奨されています。
衛生的にも直飲みタイプよりもいいのですが、お兄ちゃんのお下がりの500ml水筒があるものの
まだ一人でコップを回して開閉(とくに閉める)するのが難しく、中栓の上下も少し硬いので
家でコップの練習しながら、出番を待たせています。(でも重そうだな・・・、半量でいいね)
今は、使い慣れた(自分で扱える)ストロー付きの水筒(350ml)を持っていっています。
その、お下がりの水筒はサンリオで購入したものです。
当時、コップ付水筒があまりなく、さほど考えないで購入したのですが、
使ってみると、底が傷だらけ。
水筒を洗うたびに肩ベルトを外します。(外しづらいのでつけたまま?洗う設定なのかも?)
少しの間だから、とカバーはしてこなかったのですが、次男にも使うことになったのでカバーを作りました。
![丸底水筒カバー](http://handmade.xsrv.jp/topics/files/1409_maruzoko1.jpg)
まずは、ビフォー(左)アフター(右)です。
中厚手の紺無地の生地に、アップリケをつけました(後付けなのであとで手縫いします)。
この水筒のショルダーは本体につけるのですが、カバーにショルダーをつけるようにしました。
これで、カバーをはずせば、ショルダーも一緒に取れるようになりました。
水筒を洗い、逆さまに乾かしていても、ショルダーが邪魔だったり、
はずしたまま、ショルダーだけがどこかになくなってしまうこともなくなります。
![丸底水筒カバーの底](http://handmade.xsrv.jp/topics/files/1409_maruzoko3.jpg)
今回は、丸底(1枚仕立て)にしました。
丸底って、簡単そうに見えて、実はきれいに作るのが難しい・・・。
長方形の筒型に円を縫い付けるだけのですが、
やっぱり水筒サイズ(これは直径8cmぐらい)の大きさって小さくて縫いづらいです。
いつもの手法で、けっこうアバウトですが、
実は、定規もコンパスも使わず、現物合わせのみで作りました。
自分んち用なので、とりあえず、ささっと作りました。
次を作りながら、きれいに縫い付ける方法をレシピとともに検討しています。
![丸底水筒カバーの開閉](http://handmade.xsrv.jp/topics/assets_c/2014/09/1409_maruzoko4-thumb-270x202-7840.jpg)
![丸底水筒カバーの袋口](http://handmade.xsrv.jp/topics/assets_c/2014/09/1409_maruzoko5-thumb-270x202-7839.jpg)
後ろの部分です。筒の幅をぴったりに作ったので、
水筒の出し入れがしやすいように、マジックテープで袋口を開閉するようにしました。
巾着の袋口のように切込みがあると出し入れしやすいのと同じです。
マジックテープにより、さらにしっかりとめられます。
ちなみに袋口の内側(水色)はバイアステープです。
ここを生地の三つ折りにしてしまうと、厚みが増してしまうので避けたかったのもありますが、
バイアステープを延長して、マジックテープの部分のタブを作ることができました。
![水筒のフック](http://handmade.xsrv.jp/topics/assets_c/2014/09/1409_maruzoko6-thumb-270x202-7843.jpg)
![水筒カバーの角カン](http://handmade.xsrv.jp/topics/assets_c/2014/09/1409_maruzoko7-thumb-270x202-7844.jpg)
あまりみかけない肩ベルトのフック。
(最近のものは丸いボタンにひっかけるタイプが主流のようですね)
幸いにも角カンにひっかかったので、ベルトと同じ幅の角カンをカバーに取り付けました。
共布でショルダーを作ろうと思いましたが、もともとのショルダーを使いました。
角カンをつけているところは袋口のバイアステープを使っていますが、
バイアステープのなかに綾テープを入れて強度をつけています。
とレシピの形を考えながら作ってみたものの、基本的には以下のように考えます。
![more](/common/images/recipematerial_dot.gif)
作り方は、丸(底)の円周に長方形(側面)を縫い付ければいいのです。
円の直径がわかれば、円周も算出できます(またはその反対も)。
上図で赤線の円周と、長方形の赤線部分の長さが同じであればよくて、それから必要な縫い代をとります。
簡単そうなのですが、曲線部分に直線部分を合わせて縫うのがとても難しいです。
まず、マチ針は、赤線部分を合わすようにとめます。
生地端どうしを合わせてしまうと、円の赤線と生地端の円周が違うため
円が大きいのではないか?と思えるぐらい余ります、というかこれは間違いです。
後日、レシピの方で詳しく説明しようと思いますが、
水筒サイズなら、私は8等分の合印をそれぞれにつけて、マチ針でとめます。
マチ針でとめてそのまま縫える人はいいのですが、
ここは「しつけ」をしたほうがきれいにできるかもしれません。
そして、円を上に向けてミシンがけするか、もしくは、円柱(長方形の生地)を上に向けてミシンがけするか、
ここできれいに縫えるかが左右されるかと思いますが、
(プロの縫い方は前者のよう??で、私はどちらかと言えば後者が縫いやすい)
しかも、経験を積んでいくしかないと思います。
あくまで、私のやりかたで、初心者レベルかもしれませんが、それなりに作る方法を考えています。
やっぱり二枚仕立て(内布付き)で作りたい方も多いようですね。
2通りぐらい、アレンジできるようにしたいと思っています。
生地が重なったり、縫い代分の厚みがあったり、
生地厚によっても、大きさが微妙に変わってきますので、
現物合わせで微調整しながら、オリジナルサイズに!を目標にしています。
久しぶりのミシンでした~。
>>> 今日作ったものランキング <<<
コメントする