缶バッジの透明フィルムの代用
先にUPした、缶バッジリメイク(雑誌の切り抜き) では、
雑誌の切抜きをくるんだ後に、透明フィルムの代用に「クレラップ」を使いました。
よくある缶バッジは
![缶バッジ解体透明フィルム](http://handmade.xsrv.jp/topics/files/1310_kanbaji_t1.jpg)
このように解体してみると、絵柄の上に透明のフィルムがかかっています。
このフィルムを再利用しようとも思いましたが、一度外してしまうと、うまく戻すことが難しいです。
少し硬めで、折り代が短すぎます。
また、手持ちの缶バッジではこのフィルムカバータイプの他に、この透明フィルムがなく、
絵柄そのものが丈夫な紙(耐水?)に印刷されているもの、
本体の金属に絵柄が印刷されているもの、がありました。
リメイクするときに、雑誌から絵柄を切り取りましたが、やはり薄い紙ですので、
何か透明のフィルムを貼りたいところ、
どのようなものがいいか、いろいろ試し、結局は、却下したもの。
まずは、
- 透明度の高いビニール袋
扱い扱いやすかったのですが、試しに爪で軽く引っかいてみたら、後が残ってしまいました。
特に、右側の方が傷がつきやすかったです。ジップロックは強度もありそうです。
- 梱包用の透明テープ
絵柄をくるんでから貼る、または、テープを絵柄に貼ってからくるむ、どちらも
曲面部分がうまく巻けない、硬いのでなめらかになりませんでした。
- カバーフィルム(ニチバン)
これも透明テープ同様の結果です。
ただ、貼りなおせるところに期待してみましたが、きれいにいきませんでした。
- 梱包用フィルム(ダイソー)
伸びる、薄いところに期待しましたが、爪で軽く引っかいてみたら、傷がついてしまいました。
しかも、ラップよりも敗れやすかったです。
- 防水フィルムロール(粘着)
くすり屋さんで購入したものですが、厳密に言うと、透明ではなく、少し乳白がかっています。
気泡が入ってしまいました。
- ピッタリ貼れるのびるラベル(エーワン)
こちらは試していませんが、伸びるところが曲面貼りによさそうかな、と。
しかし、透明でも光沢タイプではなく、マット調(つや消し)なので、
黒っぽいものはしらっちゃけてしまいそう、と考え、購入をやめました。
結論として、
柔らかく、薄く、透明度が高く、密着するもの、強度の高いもの、お手軽なもの
これを満たしているものが、「クレラップ」でした。
ラップは、張りすぎたり、ゆるすぎたりして、うまく密着させることに少しコツがいります。
また、雑誌をくるんだ際に、曲面部分のところを紙の角がでないようにくるまないと、
ラップが破れたりする原因にもなります。
ラップはピンと張ったところに、切れ込みが入るとすぐ敗れてしまいますよね。
レシピ工程「13」で切れてしまう可能性があるのですが、
なるべくたるみなく、くるみたい、そこが課題でした。
以前知った、リモコンの汚れ防止に、
ラップのような袋に入れて、ドライヤーを当てると密着する商品を思い出し、
試しにラップにドライヤーを当ててみたら、これがフィット。
裏ふたをはめ込む時に、少しラップが奥に引っぱられます。これでたるみがなくなればいいのですが、
少しラップにたるみができても、熱を加えればピンとします。
でも、ラップは高熱に弱いので、ドライヤーの当てすぎ、近すぎは厳禁だと思います。
また、フィルムという概念から外れて、
- 水で薄めた木工用ボンド液を塗る
木工用ボンドは水性なので、耐水性はありませんが、紙だけよりも耐久性がありそう。
また、質感も少し光沢がでる気がします。
何度か重ね塗りしないといけないので、時間がかかります。 - 耐水性のニスを塗る
木工用ボンドは手間なので、工作用に使うニスでもいいかもしれません。
スプレータイプのものが使いやすいと思います。 - ケマージュ液を塗る
デコパージュなどをする方にはいいのかもしれません。割高です。
ということも考えましたが、今回は試していません。
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