小学校の図工バッグ(授業用&持帰り用)
高学年にもなると、入学時に用意したバッグ類が痛んでくることも多いです。
二年生で配布された、作品を家に持ち帰るための、A2サイズぐらいの大きな白いバッグ。
これは、不織布(紙のような)でできたもので、学期末に使うものです。
しかし、木や針金などを使った作品を入れた影響で底が破れ、使い物にならなくなりました。
わざわざ同じ色の白でなくてもいいのですが、厚手のシーツのような生地がありましたので、
同じサイズに作りました。
横幅64cm × 縦長さ50cm、持ち手長さ68cm
また、図工室へ移動するときの、図工バッグ。
これは、スモック、教科書、筆箱や道具類を入れるためのバッグです。
入学時に子供っぽい生地で作成したため、再度作り直しました。
A4ぐらいでと、特に指定はないのですが、ロッカーのサイズに合わせ、今回は縦長にしました。
横幅30cm × 縦長さ36cm、持ち手長さ32cm・マチ部分5cm
どちらも時間がそんなになかったので、印付けや定規を使わず、現物に合わせて
折り目をつけて、裁断し、アバウトに作ってしまいましたが、ほぼ希望のサイズになりました。
細いストライプは横に使い、ストライプをうまく利用して、成形していきました。
ストライプだとミシンのかけるラインの目安になるので、何気に好きです。
袋の作り方としては、どちらも内布なし、同じ作り方で作っています。
形の違いは、マチがあるかないかぐらいです。
まず、裁ち目かがりが面倒なので、脇は袋縫いです。内布なくとも、切れ端は嫌ですよね。
ストライプのバッグは、袋口に綾テープを使いました(持帰り用バッグは共布で)、
持ち手の端部分も隠しました。
持ち手のジョイント部分は、生地が多く重なるので分厚くなります。
持ち手部分4枚厚、袋口部分2枚厚に、綾テープ1枚厚、問題なくミシンがけできました。
「袋縫い」としての説明は、当サイトでは詳しく説明していませんが、
この形のレシピでご紹介したいと思います。
写真で見ると、袋縫いは、縫い代がつぶれたハートになっているような、という例えでいいかな?
生地端が縫い代の内側(中)にくるものです。
生地が厚めで、1枚でバッグを作るときは、
生地端の処理は、経ち目かがりだけでも、バイアステープで隠してもいいのですが、
私は、この袋縫いをします。
話は外れますが、家庭科のミシン作業の授業で、はじめてこの袋縫いを知ったときは、
なにかとても「ときめいた」覚えがあります。私の手芸好きのルーツでもあります。
確か、中2ぐらいだったかと思いますが、うちの小学校では小5からミシンを使うようです。
長男は新しい裁縫セットの中の、「糸通し」に感動しておりました。
明日の授業に間に合いました~
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