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市販の使い捨てマスクのカバーを作ってみる

作ろうか迷っていた、プリーツマスク。(今までの作品はこちら
平面状に段折りにたたまれているプリーツを広げて、鼻からあごまで覆える、あのかたち。
平面なのに立体的に使えるのがいいところ。

私もこのかたち、いわゆる使い捨てマスクを使っていますが、手軽で安く、
ノーズワイヤー、抗菌、ウィルスカットなどもあり、布製のマスクより、こっちを選んでしまうのです。

マスクを作るという観点と、ファッショナブルにつけるという観点と、
マスクをして風邪を予防するため、花粉を防ぐため使うという観点から、
この便利な市販紙マスクにカバーをつけるのが、全部を兼ねる、という結論になりました。

市販品で、マスクカバーは少数ですが、あります。

  1. 市販のマスクの上からつけるタイプ (ゴムも二重なるのかも?)
  2. 角のボタン&ループでとめるタイプ (少しはみ出しちゃうかな?)
  3. 差し込んで、マジックテープでとめるタイプ (薄くていいけど、レースが好きな方向け)

これなら、口紅などのお化粧がついてもOK。
カバーは毎日取り替えなくても大丈夫。(衛生面から考えると毎日お洗濯が好ましいです)

で、さっそく、私なりに考えるマスクカバーを作ってみました。

紙マスクカバー表

市販マスクをそのまま使うので、マスクゴムやワイヤーを用意しなくてもいいのです。
その代わり・・・、
不織布につくマジックテープが必要になります。
以前にもご紹介しましたが、 とっても薄いマジックテープ「3Mのメカニカルファスナー」を使います。
このいいところは、「ループ」なしで、「フック」が不織布にくっつくことです。
マスクの紙みたいな、この素材、まさに、「不織布」です。
その素材をうまく活かして、簡単に仕上げることができました。

紙マスクカバー裏

まだ試作品なので、メカニカルファスナーは縫い付けていません(付属のテープでとまっています)が、
布1枚で、このようなカバーが作れてしまいます。
周囲の布端は、裁ち目かがりで、(バイアス処理は面倒なので・・・。)
縫い代が重なり、もごもごしそうなので、三つ折りはあきらめました。
前側に貼るだけでもOKだけど、上下を内側に生地を折り曲げて、くるむ形にしました。

ふと、不織布やフェルトに使える、というメカニカルファスナーの説明を思い出し、
作品に使えたことに、我ながら・・・ぷち感動。

作り方はこちら
市販の不織布マスクのカバー

まだ、ハンドメイド界において、この「マスクカバー」系を作られている方が少ないようで
大きさや、耐久性などを含め、もう少し追求したいと思います。

不織布マスクに直接貼るので、不織布でないガーゼマスクには使えず、
大きさの異なるマスクも使えるように、また、メカニカルファスナーを使用しないタイプもそのうち考えたいです。

また、せっかく「ループ」もあるので、つけてみたらどうか?
お洗濯するときには、テープをくっつけた状態で、ネットに入れて洗えばいいかな、と。
お洗濯テストはしていますが、高温が予想される熱風乾燥やアイロンがけはしない方がいいです。
もう少し、洗濯テストを続けます。

2012.11.22

紙マスク、白から柄へ。応援とっても嬉しいです!
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